第二の家としてのお墓
2017.04.24

お祈りお墓は第二の家、といわれることがあります。生きている間は住むことができないものの、荼毘に付されてからはずっとお世話になるお墓は、まさに第二の家といえるでしょう。多くは生きている間よりもずっと長く住むことになりますから、もしかしたら「第一の家」とすらいえるかもしれません。そんなお墓ですから、選ぶときは慎重になりたいものです。

田園都市線の霊園や都筑区の霊園など、とくに霊園で横浜に検索区域を絞っても、かなりの数の墓地がヒットするでしょう。そのなかで自分の希望に合った霊園を探し出すのは大変なことです。「この霊園は雰囲気が良い」など、チラシやホームページの印象から絞り込むのも大事ですが、まずは自分が譲れない条件を洗い出してみませんか。継承者のいらない永代供養墓、ペットと眠れるお墓、安価な合祀墓など、お墓にはさまざまなタイプがあります。「子どもに迷惑をかけたくない」「できるだけ安く抑えたい」「絶対にペットと一緒がいい」など、譲れない条件がきっと見つかるはずです。

なお、お墓を第二の家として考えるのなら、できるだけみんなが「家」へ遊びに来て、「家」の周りをお手入れしてくれるような工夫も必要です。つまり、お墓参りをしやすい霊園を選ぶということです。地区や沿線で絞って探しているということは、アクセスの良さはすでにクリアしていることでしょう。さらに、自分の家だけではなく子ども夫婦の家からのアクセスが良いかなども考えてみましょう。実際にお墓参りをしてくれる子どもらや親類に相談し、お墓選びにつきあってもらうのが一番です。

なお、霊園におけるお墓参りのしやすさというのは、駅から近いこと、車ですぐに行けることに限りません。霊園の入り口に到着してから自分たちのお墓までバリアフリーが整っていなければ、お墓参りをする人が年を取ったときにたどり着けない恐れがあります。また、休憩所や洗面所はあるでしょうか。もしもないようなら、トイレのない「家」に招き入れてしまうことになります。なお、法要会館があったり、近くにお花屋さんがあったりする霊園を選ぶのは、おもてなしに優れた家を選ぶのと同じです。設備が充実するほどお値段は張りますが、「また来たい」と思わせてくれるお墓を選ぶのだと考えれば、高すぎる買い物だとはいえないでしょう。

お墓を第二の家と捉えるなら、ぜひ「住みたい家」について考えるだけではなく、「遊びに来てもらいやすい家」についても考えてみてください。自分にとっても、子世代にとっても快適なお墓が、きっと見つかります。

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